瀬戸内国際芸術祭とは？
3年に1度、香川県の瀬戸内海の島々を舞台に開催される現代アートの祭典！
2022年に行った際のレポートとなります。
今後の開催の参考になれば幸いです。
瀬戸内国際芸術祭とは？
3年に1度の開催年の春から秋にかけて開催される現代アートの祭典です。
春から秋にかけて開催されますが、ずっと行われているわけではなく会期があります。
特定の会期だけ開催される島もあるのでしっかり調べてから行きましょう！
●2022年の会期
春…2022年4月14日～5月18日(35日間)
夏…2022年8月5日～9月4日(31日間)
秋…2022年9月29日～11月6日(39日間)
会期総計…105日間
●開催地
直島・豊島・女木島・男木島・小豆島・大島・犬島
沙弥島(春のみ)・本島(秋のみ)・高見島(秋のみ)・栗島(秋のみ)・伊吹島(秋のみ)
高松港周辺・宇野港周辺・広域,回遊
アクセス
各島へのアクセスは基本的に、香川県本土と岡山県の港からフェリーや高速船で向かいます。
各島によって港は異なりますが、高松港(香川県)と宇野港(岡山県)から行ける島が多いです。
●高松港(香川県)への行き方
高松空港から高松港まで、リムジンバスまたは、ことでんバスで1本で行けます。
所要時間は約1時間、金額は1000円ほどです。
リムジンバスでの行き方
ことでんバスでの行き方
●宇野港(岡山県)への行き方
岡山駅から宇野港まで、バスまたは電車で1本で行けます。
所要時間は1時間、金額は600円前後です。
バスでの行き方
電車での行き方
お得なチケット
屋外に作品があったりで無料で鑑賞できるアート作品もあり、また鑑賞料が300円と格安見れる作品もありますが、せっかく行くなら色んなアート作品を見れた方がいいかと思います。
オススメなのが「作品鑑賞パスポート」
作品ごとに鑑賞料を支払うよりも、金額も断然お得で作品ごとに鑑賞料を支払う手間がなくなります。
また観光施設などの割引を受けられるなど様々なメリットがあります。
購入方法は、HPを参照してください。
前売り購入が結構お得です！
瀬戸内国際芸術祭2025
各島々のアート作品
ここからは私が実際に行ったアート展を紹介していきます。
その開催年だけのアート作品や、芸術祭が行われていなくても通年見れる作品もあったりと様々ですが、基本はその開催年ごとに作品が変わるものがほとんどなので開催ごとに何度行っても楽しめるかと思います！
こちらに載せた作品が、次回からの祭典ではないものが多いかと思いますが雰囲気だけでも伝わればと思います。
わたしが巡ったコース
休み期間を目一杯、アート展に使いたかったのと、金額の節約のため岡山の往復は夜行バスを利用しました。
もちろん、岡山まで新幹線も出ているのでお金と時間に余裕がある人は、岡山駅まで新幹線もしくは、高松空港まで飛行機で行った方が断然楽かと思います。
下記、実際にまわった行程です。
全部で5島、2港のアート作品を見に行けました。
6日あっても全ては全然まわれないくらい沢山あります。
<1日目>
岡山駅 → 宇野 → 直島(乗換) → 高松 → (高松宿泊)
<2日目>
高松 → 女木島 → 男木島 → 高松 → (高松宿泊)
<3日目>
高松 → 豊島 → (豊島宿泊)
<4日目>
豊島 → 直島 → (直島宿泊)
<5日目>
直島 → 小豆島 → (小豆島宿泊)
<6日目>
小豆島 → 宇野 → 倉敷駅
高松港のアート作品&観光
高松では港周辺にもいくつかアート作品があります。
周辺だけでなく高松市には美術館もいくつかあり、祭典をやってないときでも通年楽しめる美術館もあります。
先に初回した、「作品鑑賞パスポート」を持っていれば入場料が割引になる施設もあるのでお得に見れました。
またアート作品ではありませんが、香川県の有名観光地である日本のウユニ塩湖と呼ばれている「父母ヶ浜」で映え写真も撮ってきました♪
女木島のアート作品
高松港から女木島までフェリーで20分ほどで着きます。
女木島はおとぎ話の桃太郎に登場する「鬼ヶ島」のモデルとなった島として有名です。
鬼ヶ島だけあって通年楽しめる「鬼ヶ島大洞窟」があり、ここでは桃太郎の話の世界に入れます。
小さな島だけあって半日で周れます。ただ写真を撮るのが好きな人や1つ1つじっくりと鑑賞したい人にとっては、半日だと少し足りないかもしれません。
男木島のアート作品
女木島からフェリーで約20分で男木島に行けます。
高松港からは40分ほどですが、高松と男木島の間に女木島があるので経由していきます。
なので少し急ぎ足にはなりますが、1日で2島まわることが可能です。
路地や坂道に石段や石畳、曲がりくねった道などがたくさんあり、島全体的がアート的に感じる部分がありました。お散歩しているだけでも楽しい島でした。
豊島のアート作品
高松港から豊島(家浦港)までフェリーで約35分。
宇野港から豊島(家浦港)までフェリーで40分。
直島(宮浦港)から豊島(家浦港)までフェリーで約20分。
豊島で有名どころは「豊島美術館」や「心臓のアーカイブ」などがあり、心臓のアーカイブでは自分の心音を録音できたりとか少し変わった世界感に入れます。
道路が海沿いに出ると、レンタカーやレンタサイクルで走っているだけでとても気持ちいいです！
直島のアート作品
高松港から直島(本村港)までフェリーで30分。
豊島(家浦港)から直島(宮浦港)まで約20分。
宇野港から直島(宮浦港)ま20分。
※直島には観光港が2つあるので計画をたてるときに注意が必要です。
直島で一番有名なのは、このブログのアイキャッチ画像にある赤カボチャの作品は直島じたいを知らない人でも見たことある人が多いのではないでしょうか？
作品もたくさんあり1日中楽しめる島でした！
小豆島のアート作品
高松から小豆島(土庄港)までフェリーで60分。高速船で35分。
宇野港から小豆島(土庄港)までフェリーで90分。高速船で60分。
豊島(家浦)から小豆島(土庄)までフェリーで約50分、高速船で約35分。
※小豆島には他に池田港があるので計画をたてるときに注意が必要です。
わたしは、瀬戸内国際芸術祭2022の開催期間中限定で運行されていた、
直島(宮浦港)から小豆島(土庄港)まで約45分で到着するフェリーで行きました。
島が広いだけあってアート作品も様々な場所にあるため、小豆島は車がないと周るのが厳しいかと思います。
アートだけじゃなく、観光地の「エンジェルロード」なども楽しんできました♪
宇野港のアート作品
宇野港にもアート展示場所がそこそこありました。
帰る前の少しの時間を使って時間が許す限り最後まで楽しんできました！
実際に行ってみて
わたしはバリバリのアウトドア系の人間なので、今まで美術には疎くほとんど行き機会がありませんでした。
実際に瀬戸内国際芸術祭に行ってみて、身体で体感するようなたくさんのアートがあり思った以上に楽しめました。
絵だけだと飽きてしまう私ですが、人間の五感を使って感じるアート作品もあれば、わたしには感じ取れなかった作品もあり、でもそれがアート作家がどんな思いでこれを造ったのかな～？と考えるのも楽しかったです。
アート作品だけでなく、島々をまわるので船旅を楽しんだり、海が見える綺麗な景色を楽しんだり、グルメを楽しんだりととても充実した6日間でした。
瀬戸内国際芸術祭は、広すぎて作品がありすぎて6日あっても足りませんでした。
時間があれば、春・夏・秋の会期ごとに行ってゆっくりまわれるのが一番いいですね♪
